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映画/『カールじいさんの空飛ぶ家』

急に映画続きで、『トワイライト~』も語りたいし『レイトン教授~』も語りたいんですけど、なんせ時間が足りません。ドラマも語りたいけど、こちらは見る時間も書く時間もカツカツ。やることがあり過ぎる…!
じゃあ、年末年始でと思うも既に半分以上予定が決まってて、ゆっくりドラマ三昧というわけにはいかなそう…。社会人はツライぜ。
将来の夢はのんびりコタツでぬくぬくゴロゴロしながらドラマ一気見することです。

見たものから語っていかなきゃ忘れちゃうので、まずは『カールじいさんの空飛ぶ家』を。
時間がないなら別に語らなくても…ていうのは思ってても言っちゃダメです。

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予告どおり3Dで見てきたわけなんですが、初の3Dがディズニーアニメで良かったかも。
大きな飛び出す絵本を見ているような感覚で楽しかったです。色使いがすごくキレイで立体的に見れることに感動。目の前にワッと飛び出てくることもない作品だったので心穏やかにみれましたし和みました。
予告も3Dで見れたんですけどファンタジーな作品はよりファンタジーな世界を堪能出来ていいかもしれません。
入り口で3Dメガネを渡されて鑑賞してたんですが、メガネをかけ慣れていないせいか年のせいか、予告の時点で焦点があわなくなったりしたので、これがスピードある動きだったら目がついていけずに頭痛がしてたかもしれません。



で、本題。

映像もさることながらディズニーらしいというかピクサーらしい物語で癒されました。ところどころ、しっかりと笑いを入れてくれるところがまたGOOD!そういうとこも好きなんだよなー。

最初の数分間はカールじいさんまったくしゃべらず、というか、ほとんどセリフがないままカールとエリー(奥さん)の愛の軌跡が流れてるのをただ見てるだけで、意外な演出方法にちょっと戸惑いました。いや、心温まる内容なんですけどね。いつカールじいさん出てくるのかしら!?と。
そして、愛するエリーが亡くなって2人の思い出の詰まった家の周りの環境が劇的に変化したところからカールじいさんの物語の始まり。
ちょっとした事件によってカールじいさんが2人の家を追われることになってしまったことから、子供の頃からの2人の夢で今まで叶えることが出来なかったことを実現するために旅立ちを決意。家ごと風船で夢の地“伝説の滝”へと冒険の旅に出るわけです。そして、数々のトラブルに見舞われながらも“伝説の滝”近く(ここがポイント)へなんとか着陸。夢の実現まであと少し…というところで新たなやトラブルや騒動に巻き込まれ、それらを通してエリーが死んで以来心を閉ざしていたカールじいさんに心境の変化が訪れ、多種多様な仲間ができ、絆を深めていきます。カールじいさん、じいさんなのに大活躍。ラッセルも子供ながらによく頑張りました。敵役もじいさんだけど超元気で若者顔負けの動きっぷり。
エリーとの思い出に固執して過去のページばかり見ていたアルバムの先のページをようやくめくれるようになりめくってみると…。そこにはエリーからのメッセージが。この時はちょっと泣けました。
伝説の滝の冒険から戻ったカールじいさんとラッセル+一匹のその後のシーンがまたいいんですよ。心がほっこり。エリーの言葉どおり、カールじいさんは次の冒険(人生)を見つけたんですね。

カールじいさんのもとへボランティアの押し売り(?)ボーイスカウトのラッセルが来るんですけど、最初やたらとしつこくて、若干「うっとおしい(笑)」と感じたりでしたが、家族に問題があって寂しい想いをしてるのに明るくてすごく純粋でいい子なの。純粋だからこその面白さも持ってたりで。物語が進むごとに可愛さが増していく魅力的なキャラクター。

ワタシ的にツボだったのは、カールじいさんが伝説の滝で巻き込まれる騒動に出てくるしゃべれる犬たち。
犬たちは特殊な機械(首輪)によって人間の言葉がしゃべれるんですけど、リーダーのドーベルマンの機械が壊れてて、めっちゃ声が高いの。すげぇ、キリリッ!として耳もピンと立ってて怖い顔してんのに、しゃべると声がダックボイス風。でも機械を直してもらったらすごい凄みのある貫禄声で、もうそのギャップがおかしくておかしくて。1人でクツクツと笑っちゃいました。後で友達に何がそんなに可笑しかったの?て素で質問されたくらい。ドツボにハマリました。あれ最高。
あと、リスに過敏に反応しちゃったりカールじいさんの杖についてるテニスボールに反応しちゃったり。人間の言葉をしゃべれても、しょせん犬だから(笑)

by norarican | 2009-12-22 23:41 | 映画