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スーパーナチュラル/シーズン5 第17話。

S5も終盤に入り、ここら辺から最終戦争に向けて兄弟+αの結束を高めるためのエピとなり、17・18話は、お兄ちゃん混迷期→兄弟試練の刻となりました。最終戦争を前にすっかり人生諦めちゃったディーンをサムは取り戻せるか!?
この一連のエピを見て思ったのは、どんなに裏切られても失望したり傷つけあったりしたとしても、やっぱ最後は“愛”なんだな、と思ったりです。“だからこそ”の切りたくても切れない絆と愛を強く感じました。

■エピ17「バビロンの淫婦」
狩りで多数の悪魔に追い詰められていた兄弟は、天使の声を聞いたという牧師の娘の指示で集まった信者や住民達に助けられ、悪魔退治に加わる。しかし、1人の若者の死をきっかけに、牧師の娘の「死者に会える」「天に選ばれる」「楽園に行ける」という預言を元に信者達は仲間同士で争うようになり、殺人にまで発展してしまう。



※ここから先はネタバレー。

実は、牧師の娘の正体はルシファーと共に現れ人の心を読んで操る“バビロンの淫婦”で、預言者を騙り多くの人の魂を穢れさせることが目的でした。「天に選ばれる」「楽園に行ける」をエサに人々を争わせ自滅させるわけですね。娘の言葉に騙されて何の疑問も抱かず善良な一般市民が静かに狂って行くことに恐怖を感じました。大義名分や正義の名の元の殺戮は人間の得意分野だよな…。

遅ればせながら気付いた兄弟とキャスですが、彼女を倒すには“天の真のしもべ”が杉の木で作った杭を打ち込まなければならず、キャスは落ちこぼれだしディーンはミカエルを拒否ってるしサムは論外つーことで、娘の父親の牧師に白羽の矢を立て、牧師を説得(淫婦に乗っ取られた時点で本物の娘は死亡)。
兄弟+キャス+神父で倒しに行くも彼女を信じきっている住民の妨害もあり苦戦。ディーンが苦し紛れに手を伸ばした杉の杭を突き刺すと、退治できないはずなのに淫婦は消滅。
このことでサムはピーんと来て(兄貴のことには鋭い)、ディーンがミカエルを受け入れるつもりなのではないかと疑うが、ディーンは「運が良かった」とはぐらかす。

しかし、ディーンは疑うサムの目をかいくぐりインパラで走り去ってしまう。ディーンが向かった先は、今は一児の母の元カノのところで、ディーンは彼女達の安全を条件にミカエルを受け入れようとしてました。
サムの嫌な予感的中ー!さすがサムのディーンアンテナは感度良好(感心してる場合じゃない)。

元カノは以前狩りで再会して、ディーンは元カノの息子が自分の子じゃないかと思ったり、彼女達と生きることを一瞬考えたりでディーンにとってもワタシにとっても忘れられない親子だったけど…。うーん、そんなところまで拾ってくるのかー。軽くネタバレすると、たしか彼女達との話はS6にも続くんですよね。

サムは天使が信者や住民に危険なことをさせているって事態の異常さに早くから気付いていたけど、たぶん以前のディーンなら同じく気付いたと思うんですよね…。牧師の娘が「審判の刻」を預言してから、お酒や夜間の外出など、サムに言わせると「ディーンの人生の9割のこと」が禁止となった時もサムはさらに疑惑を深めていたけど、ディーンは「いいことじゃないか」と、まるで他人事。サムじゃなくても「ディーン、どうしちゃったの!?」て思うわ。

ていうか、天使が出て来た時点でキャスに聞けば一発じゃん、と思うも、ケータイに電話してもキャスは捕まらず。留守電メッセージに四苦八苦するキャスにサムが伝言を残して、伝言を聞いてやって来たキャスは酔っ払ってて、「店があったから」飲んでたのだとか。酔っ払いの天使って!ディーンもビックリしてたよ(笑)
キャスも神に失望して自暴自棄になっていたみたいです。で、留守電に残されたサムの声は「嫌な感じがする」って(笑)

by norarican | 2010-10-28 00:17 | スーパーナチュラル