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FRINGE/シーズン2 第12話まで。

■エピ11「エダイナ」
夜道を1人で歩く少年を保護した後、少年の顔がモンスターのように変形し、保護した警官含む3名の警官が射殺される事件が発生。
付近では同じように顔が変形した人物の目撃情報が複数ありパターンチームが捜査。街で聞き込みを行っている最中に顔が変形した人物にオリヴィアとピーターが襲われ、オリヴィアの銃でピーターが応戦。犯人は現場から離れた場所で死亡していた。ところが、犯人の顔は変形しておらず、ピーターの見間違いかと思われたが、ラボに搬送すると、やはり顔が変形していた。
一方、ウォルターは蝶好きのアストリッドへ現場で採集した珍しい蝶を持ち帰ったが、ビンの中には蝶ではなく蛾が入っていた。顔が変形した遺体と蛾になった蝶からウォルターは自身が過去に関わった軍事実験を思い出す。




※ガンガン結末ネタバレしてますので、ご注意ください。

結末ネタバレすると、軍事実験というのは視覚を操作して兵士を見えなくするというものでしたが、副作用(顔が変形)が発覚し、実験は中止になったはずでした(この時点でウォルターは実験から離れる)。しかし、その後も研究は続けられタイトルの街(軍事施設に近い)の住民が実験台にされてしまいました。
要するに、住人達は全員顔が変形していると。で、ウォルターと一緒に研究していた人物の娘(街の住人)が研究者が開発した装置によって変形していないように見えていたというわけです。
住民達は外に出たくても出れず街の中で一生暮らすしかないんだけど、街にいれば安全で穏やかに暮らせるので、この秘密が外に漏れないよう住民達は目撃者が誰であろうと始末していたのでした。
結果、ウォルターの頼みもあって、この件(視覚を操作する装置)は報告も公表もしないことになりました。

■エピ12「感染」
石油会社を訪れた男性が急に倒れ心停止後、血を噴出して死亡した事件を捜査。
オリヴィアとピーターが中に入って聞き込みをしていると、死亡した男性に蘇生処置を行った男性が外に出ようとして出口付近で同じく死亡後血を噴出し、続いて女性がガラス窓を突き破って転落した後、血を噴出。
女性が飛び降りる前、ピーターは彼女を追い掛けて転倒し、最初の男性が噴出した血液に触れてしまう。
なんでパターンチームが捜査することになったのか忘れてしまいましたが(^^;)、空気感染しないから大丈夫と思っていたのに、犠牲者の血液に触れてしまったピーターは感染してしまうのでした。

一方、ビルの外ではウォルターが疾病対策センターと共に対応にあたっており、1人目がわざわざ人が多い場所に来たこと、2人目、3人目が外に出ようとしていたことで、ウォルターはウィルスが意思を持ち感染を広めようとして人間をコントロールしていたと主張。

結末ネタバレは、最初の男性は油田の情報があると石油会社にもちかけ、氷河期時代の地層から採掘された鉱石?物質?を所持していて(盗品)、そこに氷河期に生物を絶滅させたウィルスが含まれていたようです。
で、CDCが感染を防止するためにやむを得ずビルもろともピーターを含む感染者を焼き払おうとしていて、そのタイムリミットが迫る中、ウォルターが今人類が存在してる=ウィルスに弱点があることに気付き、氷河期に噴火した火山の灰に含まれる硫黄がウィルスを死滅させると判断してワクチンを作成。
まず感染者の暴走を止めるため、オリヴィアが空調を利用して麻酔をかけようとビル内に入ったのですが、ピーターに襲われてしまい、タイムオーバーで制圧部隊突入。制圧寸前でオリヴィアが麻酔をかけることに成功し、ピーターは無事ワクチンを接種して助かりました。

今回、ピーターが死にかけ、ウォルターは助ける方法を必死に考えたわけですが、「また息子を失いたくない」みたいなことをうっかりアストリッドに漏らしてしまったんですよね。混乱していたウォルターの言い間違いと流されるかと思ったのですが、やはりFBI捜査官。事件解決後にウォルターに尋ねていました。
ウォルターは詳しくは話さず、アストリッドも深入りはしませんでしたが、きっと彼女の脳裏にはウォルターの言葉が記憶されたと思うんですよね。それが今後どう影響するのか。しないのか。

今シーズンの隠れメインテーマは、「ピーターの秘密が明かされるのか?ピーターは真相を知ってしまうのか?」みたいですね。

by norarican | 2010-11-19 00:43 | FRINGE