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CSI:科学捜査班/シーズン11 シーズンファイナル。

21~22話。シーズンファイナルは、2編に渡るラングストンvsハスケル話でした。

ハスケルに狙われたチェリスト、誰…?だったけど(ワタシだけ)、ラングストンの元妻だった人なのね。そういえば、新しい旦那さんを嬉しそうにラングストンに紹介してたっけ。
あと、ハスケルの顔が変わってなかったのは、整形したと思わせて実は整形しなかったことで、捜査を混乱させて時間稼ぎをし、本来の目的(元妻のグロリア)を達成しようとしてたわけね。ややこしいわッ…!

何も知らないグロリアと旦那さんは、ハスケルと花嫁を友人(ご近所さん?)として自宅に招き、まんまと悲劇に巻き込まれてしまいました…。旦那さんは殺され、グロリアは行方不明に。生死も分からず、とにかくグロリアを見つけ出そうと必死になるラングストン。
ハスケルの狙いが自分だと分かっているから、グロリアを巻き込んだこと、幸せを壊してしまったことで、激しい怒りを感じ、理性で抑えるのも限界の様子。彼はまだ全然グロリアを愛していたんですね。だからこそ、ハスケルの標的になってしまった。

で、グロリア達の部屋に残された物からハスケルの花嫁を見つけ出し、ハスケルの居場所を聞き出そうと、ラングストンに気付いて逃げる彼女を追うのですが…。

その後、花嫁は拷問死体となって発見され、ラングストンが疑われる。内部調査が入り、ラボメンバー内にもラングストンへの疑いが広がる中、ニックだけはラングストンを味方し協力する。その結果、花嫁はラングストンが接触した後、ハスケルによって拷問され殺されたことが分かる。結局、花嫁は全員利用されただけでした。生きてる人いたっけ?まあ、そういう人間だって分かってたんだから、本望か…。

そのうち、ハスケルが実は偽名で、本名は以前事件捜査で行った農場主と同じであることが判明。農場に向かうラングストン。そこには、拘束されたグロリアと、ハスケルの父親である農場主の死体が。グロリアは相当酷い目にあったのでしょう。生きる気力を失い、廃人のようになっていました。

1度はハスケルを拘束(バンド)したラングストンでしたが、何かを決意した様子で彼の拘束バンドを外し、そして…。



 
ブラス警部が駆けつけると、ハスケルは転落死していました。ハスケルあっさり死亡。

シーズンファイナルの22話は、ハスケルが転落するまでの経緯と、ハスケルの人物像をメンバーが分析。その結果がラングストンの進退に関わるといった内容。

ハスケルの実家の子供部屋は、壁紙の下に古い血痕があり、少年時代からハスケルが虐殺行為を行っていたことが分かる。裏庭には動物や人間の死体が埋められており、その中に本物のハスケルも含まれていた。

そもそもハスケルの父親てのがイカれていて、幼いハスケルはもちろん、子供部屋の隣の部屋で暴力行為を繰り返ししていたみたいです。誰か殺しちゃってたんだっけか。
似た様な環境で父親や隣の物音に怯えながら、ラングストンは良い子になるんだと自分に言い聞かせて育ち、ハスケルは父親と同じ道を辿ったということなんですが、ハスケルはラングストンも自分と同類だと。ラングストンが本来の自分を解放することがハスケルの目的で、それを達成するためにたくさんの犠牲が出たということですね。

現場を捜査した結果、ハスケルは担ぎあげられて転落したことが判明。それが正当防衛の末なのかどうか、証明しなければならない。ハスケルの手首に拘束されたような痕があるけど、現場からは拘束バンドは見つかっていないし、ラングストンの支給品は減っていない。疑いを残しつつも証明が不可能ならば、ラングストンを信用しようとするメンバー達。ところが…。

重要な手掛かりとなる切れた拘束バンドですが、実は1番最初に駆けつけたブラス警部が隠しちゃってました。証拠隠滅。ラングストンとグロリアの状態を見て咄嗟にしてしまったことのようですが、内部調査の事情聴取でラングストンが真実を話してしまうと、ブラス警部も危なくなるというわけです。

内部調査官の聴取に「自分は人を殺した」と話すラングストン。「問題はそれが正当防衛なのか殺人なのかだ」と言う調査官に対し、果たしてラングストンはどう答えるのか?!

口を開いたラングストン、そして……。

ここで画面が暗転しシーズン11終了、です…!今の時点では、ラングストンがどんな答えをだしたのか。分かりません。が、終了後のCMで新メンバーが紹介されていたので、ラングストンがチームから去って行ったのは確実です。ということで、ラングストンは今シーズンで降板。お疲れ様でした。

対決本編はこの2編だけど、前シーズンから今シーズンにかけてハスケルが絡んだエピソード数てのは結構あるのに、結末がものすごくあっさりした印象。
ラングストンの本質や進退に関わるから、ああいう結末になったんだろうけど、それでもあの終着点はモヤモヤが残るものだったなー。いつも思うんですけど、やっぱり捜査ドラマで犯人を殺してしまう結末ってのは、モヤモヤ感が残りますよねぇ。
今回のような場合、殺したら負け(犯人の思い通り)なのがまたね。空しさ全開。やり切れねぇっすよ。ラングストンは医者だから余計。CSIて、誰かが去る時は暗い理由が多い気がするのはワタシだけかしら。

by norarican | 2012-09-20 23:54 | 【WOWOW】