NCIS:LA/シーズン3 第17話(後編)。

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≪ケンジーのために奔走する男子3人≫

前編ラストで、犯人の名前を口にする前に何者かに狙撃されたハリスとケンジー。2人の密会場所はハリスとチームだけの秘密だったはず。なぜ情報が漏れたのか?そして、狙撃犯は誰なのか??ケンジーの父親を含む仲間達の死の真相の解明、さらにケンジーと深い関係のある意外な人物(?)が登場した後編。
怪しげな言動から、もしやグレンジャー…?と思っていましたが(半分願望)、チームも同様に彼に疑いの目を向けつつ、殺人犯探しを始める。

※ガンガンネタバレしていきますよー。

まず、撃たれたケンジーは防弾チョッキで無事でした。が、高速弾が当たったということで、あばらにヒビが入ったようで、かなり痛む模様。しかし、ケンジーは狙撃犯を追ってその場を離れ、銃声を聞いて援護に駆けつけたカレン、サム、ディークスはケンジーを見失ってしまう。この時、ネルも銃を構えてて、珍しい画が見れました。ネルて銃携帯出来るんだ。

その後、ケンジーの行方を追うため近辺の監視映像をチェックしていたエリックが、グレンジャーの姿を発見。彼に話を聞くため身柄の確保に向かう。ヘティはディークスに今のケンジーに友人が必要だと伝え、ディークスは含みのあるヘティの言葉を充分理解してるし、本人も何があっても全力でケンジーを支えるつもりだったと思うんですよね。

足取りを隠して狙撃犯を探すケンジーは、自分が尾行されていることに気付き、逆に相手をノックアウト。ケンジーつえぇぇぇ(笑)。車を奪うと、ナビに目的地が登録されいて、ケンジーはナビどおりに車を走らせ、ある家へと辿り着く。

その頃、エリックのもとへ車強奪事件の情報が入る。目撃情報によると、若い女性が自分の2倍ほどある男を倒して車を奪って逃走したとのこと。それを聞いたディークスは、咄嗟に「さすが俺の女」と楽しげに口走る。ディークスの聞き捨てならぬ言葉に、瞬時に反応するエリックとネル(笑)。そら、「俺の女」とか言われたら、脊髄反射するわな(笑)。思わず本音が出ちゃったディークスは、「どういう関係なのかな~?」なんて突っ込んでくる2人にしどろもどろで言い訳。いいじゃん、“俺の女”(実際は“my girl”)で。あとで、ケンジーにしばかれるだろうけど(笑)。

窓から家の中を伺っていたケンジーは、室内にいる男女に見覚えのある様子。と、そこへ車のGPSを辿って来たディークスが駆けつける。単独行動をとっていたケンジーが危なっかしくて(命狙われてるし)ハラハラでしたが、ディークスが合流して、ちょっとホッ。
ひとまず撃たれた傷を見ようとディークスに促されガレージへ。ためらうことなくディークスの前で服を脱ぐケンジー。目をそらすタイミングを逃したのかディークスガン見。どぎまぎしながら傷のチェックを終え、ケンジーが服を着ようとすると、ディークスは照れた様子で目をそらし、「え、今?!」てケンジーに突っ込まれてました(笑)。

ケンジーはこの家の女性を守って欲しいとディークスに依頼。女性の身元を尋ねるディークスに、「私の母なの」と打ち明ける。ケンジーが母親の話を一切しなかったので、亡くなったのだと思っていたディークスはビックリ。ママとは事情があって15年間話をしていないのだとか。だけど、知ってか知らずかママの家は近所らしいです。
2人を連れて戻るというディークスに、「標的になっている自分といたらママが危ない。だから、あなたが守って」と力説。「みんなが心配しているのは分かってるけど」と言うケンジーに、「俺達の話をしよう」と切り出し(真剣な表情がカッコイイ)、ケンジーを1人にして危険な目に遭わせたくないディークスはごねるものの、「相棒だから頼んでるの。信じられるのはあなただけなの」なんて、必死に頼み込まれたら断れるはずもなく。母親を守りたいというケンジーの気持ちに応えるディークス。だけど、「え、でも、お母さんになんて言う?」「なんて言えばいい?」と、しきりに聞いてて、カノジョの親御さんと初対面するカレシか(笑)。

ママとご対面したディークスは、しどろもどろで説明。ママが美人だからなのか、ケンジーのママだからなのか。たぶん両方だろうな。て、どんだけ緊張してるんですか(笑)。要領を得ないディークスの話に、首をかしげるママ。意を決して(?)、「ケンジーの友人で、今一緒に働いてます」と正直に話すと、一発で信用してもらえました。



 
一方、グレンジャーを探しに行ったカレサムは、ケンジーの家でグレンジャーを発見。室内は荒らされていて何かを探し回った様子だった。グレンジャーはボートハウスでヘティから取調べを受け、知っていることを白状する。
グレンジャーは、ケンジーと裏狙撃班の1人を疑っていたけど、ケンジーの嫌疑が晴れた今、容疑者は裏狙撃班の司令官だったクレアモンという人物。クレアモンはアフガン(だったか)で死亡したとされているが、グレンジャーは死を偽装して姿を消したのではないかと疑っていた。クレアモンが姿を消したのは、ケンジーが父親の事故を調べるためにNCISに入局した年。クレアモンが一連の事件に関係していることが濃厚となる。
ハリスは、クレアモンと取引きをしてケンジーを差し出したけど、裏切られて殺されたとカレン達は推測。ハリス自身が密会場所を漏らしていたわけですね。

裏狙撃班に関わる事件の死者は記録上では18名だけど、実は19名で、ある記者がケンジーの父親の死の一週間前に心臓発作で死亡していた。記者が最後に書いたのは、国際援助団体の記事だったが、裏狙撃班に関する不都合なことを知り消された可能性が高い。記者の娘も記者になり、グレンジャーが説得を試みたが、拒否されたとのこと。それを聞いたケンジーは、自分にだったら話をするはずと、記者の娘のところへ向かう。
ちなみに、ケンジーママの家にいた男性は、生き残った班員のクレアモンでした。うっすら気付いたけど、確信が持てなかったから生かしておいたと言うケンジー。クレアモンがママに会っていたこともあって、ケンジーはディークスにママの保護を頼んだのでしょう。

ボートハウスでカレサムもママとご対面。ママがいると知らなかった2人もビックリしてましたが、ママも「娘が連邦捜査官…?」と驚いた様子で、サムから「それも一流の」と聞かされても信じられないみたいでした。だって、ママが知ってるのは、アニメのコスプレをして、アイドルが好きな女の子だったから。
ケンジーママを囲む3人の図は、なんだか不思議な光景で、3人(と視聴者)の知らないケンジーをママが聞かせてくれるのが楽しかった。カレンがママをマジマジと見てしまう気持ちが分かるような気がする。この人がケンジーを産んで育てたのかー、て思ったもの。

不仲の原因は、ママ曰く、パパから聞いた裏仕事は軍の任務とはかけ離れていて、ママはパパと別れようと決め、好きな人が出来たと嘘をついてケンジーを連れて家を出たけど途中ではぐれてしまい、数日後パパから自力で家に戻って来たと知らされ、ケンジーはそれっきり会っても話してもくれなくなり、以来強烈なパパっ子になってしまったのだとか。ケンジーは浮気してパパを捨てたと思っていて、ママは「あの子は絶対に許してくれない」と、真実を話す機会を失い、15年もの間疎遠になってしまったのだそう。父親との強い絆はその反動かな。


その頃、ケンジーは記者の娘に会いに行くが、娘は偽物で襲われてしまう。異変に気付いたケンジーは応戦。偽物を射殺し、その場を立ち去る。ケンジーがニセ娘の携帯でクレアモンに連絡すると、1人で来るよう呼び出される。
カレン達は本物の記者の娘の遺体を発見。遺体から拷問された跡を見つけ、クレアモンは何かを探していると考える。

ちょっと話が前後してしまいますが…。
クレアモンは裏狙撃班で世界中を飛び回ってる時、酔って一般人を殺してしまったのだとか。記者はそのことを記事にしようとして、正体がバレるのを恐れたクレアモンに殺され、記者が残した証拠を探しているらしいです。
が、記者は裏狙撃班の存在を、ケンジーパパは記事を隠蔽しようとして殺されたとして、仲間が次々と事故死に見せかけて殺された理由がイマイチ把握しきれてないんですけども…(^^;)。
ハリスの件を考えると、パパの死を隠蔽するために殺された、でいいんですかねぇ?だとしたら、それほどまでして守らなきゃいけないものって何…?クレアモンは今偽名で軍事企業に所属してるらしいけど、特に地位や権力があるようでもないし。保身のためだとしても仲間を次々と手にかける動機としては、ちょっと荒い気がするんですが…(^^;)。メインはケンジーパパの死の真相ってことなんかなあ。

呼び出されたケンジーが向かったのはママの家。クレアモンとの対決を前に、ケンジーはディークスに無言電話をかける。居場所を知らせる意味もあったんでしょうけど、最後にディークスの声が聞きたかったんじゃないかなーなんて勝手に思い込んでたけど、そもそも電話の相手が本当にディークスだったのか(笑)。無言なのに、すぐにケンジーだと分かった時点で、ディークスって思い込んでるので、声もそう聞こえちゃってます。エリックだったらごめんなさい。

カレン、サム、ディークスに加え、グレンジャーもママ宅へ急行。カレン達は、周囲に配置されているクレアモンの部下達と銃撃戦、ケンジーは家の中でクレアモンと格闘。クレアモンを半殺しにしたところで決着がつき、カレン達が合流。クレアモンにとどめを刺したのはグレンジャーでした(ケンジーを撃とうとしたから)。
クレアモンによると、ケンジーパパとは記者の扱いで意見が分かれ、パパが記者を守ろうとしたから殺したみたいです。国のためみたいなこと言ってたけど、パパは軍人として人として正しいことをしようとしたんですよね。ケンジーが信じていた通り、誇れる父親だったと。

ヘティは令状を取り、記者の娘の貸し金庫を調べると、1本のテープが。て、それなんでクレアモンは気付かなかったんでしょうねぇ?9年だっけ?長い年月探してたんじゃないのかい?
テープには、記者に危険を知らせるケンジーパパの声が録音されており、パパが“唯一信頼できる友人”のグレンジャーがいるDCへ行くよう記者に言っていました。ところが、記者からの連絡はなく、録音された翌日に死亡したことを知ったらしいです。
グレンジャーは、ケンジーにテープを聞かせた後、パパの日誌をケンジーに手渡す。

……ということで、グレンジャーは敵ではなく味方、それもケンジーパパが信頼を寄せていた特別な存在で、完全に実はいい人でしたオチなんですが、ワタシからしてみれば、「えー(笑)」ですよ。だったら、ヘティにたてついたり、チーム解散させるみたいなこと言って引っかきまわしたりしてたのは、一体なんだったのか?と。そんな素振り微塵も見せなかったくせに…!(笑)。しかも、今回の仕事っぷりを局長が評価してくれて、しばらく居座ることになるらしいですよ。今回の仕事っぷりてなに?クレアモンにとどめ刺したこと?それまでは、カレン達の足元にも及ばなかったじゃない!(ひどい嫌われようです)。

チームに戻ったケンジーを迎える男子3人。「気分はどう?」と聞くサムに、「みんな同じこと聞くのね」とケンジーが言うと、「それだけみんなが心配してたってことさ」と言うカレン。些細な言葉の中に優しさが詰まっていて、じんわり心に染みてくる。ええ仲間達や。

残ったディークスに「あなたには謝らないと。あと、2人の話もしなきゃね」と言うと、「死ぬまで毎日酒をおごれ」と彼らしい返し。ケンジーは、ママ宅で自分の思い出の品が大切に飾っているのを見て、ママの変わらぬ愛を感じたけど、ママになんて謝ればいいのか分からず緊張してましたが、そんな彼女に「ママは謝罪なんて望んでないさ。ただ、娘を取り戻したいだけだよ」なんて、重荷を取り除いてあげてて、なんてナイスガイなのかしら!と、ひたすら感心。ここぞという時に支えてくれるディークスがなんとも頼もしい。だから、好きなんだよねー(〃▽〃)。

しばらく浜辺で父親の日誌を読み心を決めたケンジーはママと再会。これから失った15年の時間を取り戻していくのでしょうかね。

これまで度々出て来ていたケンジーの父親話と死の真相が解決して、父親の死を調べるために捜査官になったケンジーにとって、とてもとても大きな出来事だったんじゃないかと思います。本人も気持ちの変化を感じていて、カレン達に「不思議な気分」と打ち明けたり、長年わだかまりのあった母親に再会した際、「ママ、とても長い1日だったわ」と、疲れた様子の中に家族だけに見せる安堵が見えたような気がして、思わずうるりとしてしまいました。
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by norarican | 2012-10-25 23:32 | NCIS:LA