人気ブログランキング | 話題のタグを見る

レバレッジ~詐欺師たちの流儀/シーズン4 シーズンファイナル。

レバレッジ~詐欺師たちの流儀/シーズン4 シーズンファイナル。_c0184546_0435821.jpg
シーズン中、ネイト達を監視しているらしい存在がチラチラ見え隠れしてたけど、中盤あたりでラティマーという大企業の経営者であることが判明。彼はネイト達が標的にした企業などが破綻する直前に利益を得ていると分かり(買収や株、利権など)、ネイトは自分たちの活動がラティマーに利用されていると気付く。権力者の不正を暴いてるはずが、別の権力者の不正を増長させる結果になっていたことに怒りを覚えるネイトでしたが、だからといって正義のお仕事は止めることに出来ず、ラティマーを警戒しつつも人助けを続けてました。

そのうち、国外に行ったはずのネイト父が現れて、ラティマー絡みの仕事を引き受けてヤバイことになった後、それまで微妙な父子関係だったけど、ネイト父が息子のために体を張って命を落とした…だった記憶。
ネイトが断った仕事をラティマーがネイト父にやらせて、達成後に始末しようとしてた…だったかな?

で、ファイナル直前の17話で、ラティマーに入れ知恵していた人物として、チームの創設者だったドゥベニッチが登場。ラティマーの黒幕が判明してネイトがドゥベニッチがいる刑務所に会いに行く。このドゥベニッチが「ウェアハウス13」のアーティー。「ウェアハウス13」では面白いおっさんなのに、こっちでは悪党なのが、ワタシ的にはイメージが合わなくて、そんなに悪い奴には見えなかったっていう。

ドゥベニッチてのは、S1の1話で、念入りに調査して各分野のスペシャリストであるネイト達を召集して、引き合わせた張本人。ただ、目的が自分の利益のためだったので、返り討ちにあい現在に至る。

見終わった後に知ったんですけど、17話とシーズンファイナルの18話は、前後編だったんですね。全然気付かずに視聴してた。そういえば話続いてたかも…。



そして、シーズンファイナル。
ネイトは、ラティマー&ドゥベニッチに復讐しようと調査をすると、これまで失脚した企業の中で唯一ラティマーがCEOを救った企業があり、その見返りに土地を売らせていたこと、ネイトの父親が浄水装置の特許を調べていたことを併せて、水の利権(ダム)が絡んでいると推測。ネイトはラティマーの水の利権を台無しにする作戦を立てる。

しかし、「ネイトよりもチームのことを熟知している、手の内は知り尽くしている」ドゥベニッチが背後にいるため、こつらの手はすべて相手に読まれてしまう恐れがある。そこで、ネイトは“味方でもなく信用もしていない相手”に協力を依頼することに。エリオットはライバル、パーカーは師匠、ハーディソンはカオス。
要は、表立って行動するもうひとつのチームを作ったと。信用できない相手だけど、それぞれが腕を認めた相手で、仕事として依頼されればきっちり仕事をしてくれるから、こんな頼もしい助っ人はいないですよね。
ちなみに、エリオットのライバル・クインは「ザ・グレイズ」のカリーの旦那・レイですな。雰囲気が全然違うんで、最初気づかなかった(^^;)。

一方、ラティマーは権力を使ってドゥベニッチを仮釈放させ、必要な物を与えてネイト達を迎え撃つ。

ネイトの計画は、まず浄水装置をダメにした後、ラティマーの金庫を狙うというもの。相手の仕事・財産・名声を奪えと教えたのはドゥベニッチ。ドゥベニッチは、ネイトの計画に気づくものの、実際に行動しているのは面が割れていないメンバーなので遅れをとり、さらにネイトの妻も助っ人として現れて、徐々に追いこまれていく。
敗北を予感したドゥベニッチは、ラティマーの財産を奪って逃げようとするが、ラティマーとネイトに見つかり直接対決。ネイトは、父親の復讐を果たそうと2人に父親の銃を向けるが、仲間の説得で思いとどまり、ラティマーとドゥベニッチの間に銃を置いて立ち去る。すると、2人は銃を取り合い、もみ合ってダムに転落。強欲な連中の自爆で決着したのでした。

ラストは、気持が吹っ切れたのか、ラブラブなネイト&ソフィーと、相変わらず兄弟ゲンカをしてるエリオット、パーカー、ハーディソンの図で終了ー。
途中まで、ドゥベニッチの逆転劇でネイト達が窮地に追い込まれて、“続きは次シーズンで!”になるんじゃないかとハラハラしましたが、シーズン中に解決しました。

S1の1話で出てきたドゥベニッチを再登場させるってことは、かなりの強敵なんだろうと思ったけど、その逆なのね。想像するに、次シーズンの更新が決まっていなかったから、最悪このシーズンで終わってもいいようにドゥベニッチを再登場させて、物語というかドラマを完結させようとしたのかなーと。でも、次シーズンありますけどね!S5がファイナルですけどね!

このエビでワタシ的に印象に残った場面は、ネイトを説得するエリオット。やっぱダメ親父を説得するのは長兄なんだな、て(笑)。エリオットの言葉は、彼の経験から来たことだし重みがあるので、説得力あるんですよね。
今回は、ラティマー&ドゥベニッチ憎し!親父の敵!と銃を向けるネイトに対して、「人を撃てばすべてが変わる」「自分も以前はありふれた若者で神を信じ制服に星条旗をつけていた」「そんな自分が今でも恋しい。だけどもう戻れない」とネイトを説得。エリオットの銃嫌いは、撃つ度に自分の何かが失われる気がするからなんでしょうかね。素手ならいいのか?!て話もありますが(笑)。戦って倒すなら問題ないってことで。

今シーズンは、ちょっと変わった演出のエビがいくつかあって、それはそれで面白かったんだけど、全体的に見ると疑似家族のわちゃわちゃ感が少なくて、S2~S3の方が面白かったなーと。
パーカーとハーディソンの初恋物語は歓迎するけど、だからって2人とエリオットとの絡みが少なくなるのは寂しい。モテ男のエリオットは、ネイトとソフィーの恋愛の面倒も見つつ、パーカーとハーディソンの恋愛の面倒も見る、て立ち位置をもっと前面に押し出して欲しい。カップルに突っ込み入れたり相談に乗ったりアドバイスしたりと絡んで欲しい。世話焼きな一面をもっと強くしてくれたらいいのになー、て思ってました。

さて、次のファイナルシーズンでは、メンバー達の関係はどうなっているのでしょうか?!

by norarican | 2013-04-06 00:44 | レバレッジ