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Scorpion/スコーピオン/シーズン1 第1話お試し視聴。

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初回放送をうっかり見逃してしまった(日にち間違い)けど、早い段階で気付いて第1話を視聴。
このドラマも散々CMやってたので、そんなに言うなら…な気分になってお試し。あと、同じくガンガンCMやってる他ドラマの出演者が主役と聞いたので、ちょっと気になってたのもアリ。

吹替え版を視聴したのですが、最初は役者さんの容姿と声が合ってない…?な気がして、違和感がありましたが、ずっと見ているうちに馴染んできました。人は順応する生き物です。
そもそも主演の俳優さん自体を知らないので、あくまでもワタシのイメージですけど、吹替えの声が見た目よりちょっと渋い気がしたんですよね。二枚目は二枚目なんだけどさ(声にこだわる傾向あり)。まあ、単なるワタシの勝手なイメージですけど。
ちなみに、主役の声の方は、映画「パシリム」で“ロケットパーンチ!”の人でした。

では、本題。

※1話のネタバレ含みます!ご注意!

ストーリーは、ガンガンCMしている通り、合計IQが700の天才集団による事件捜査もの。リーダーのウォルターは、IQ197(アインシュタインは160いくつとか)の世界で5本の指に入るほどの超天才。子供の頃、部屋に飾る設計図欲しさにNASAにハッキングしてFBIに逮捕された過去がある。
その時出会った国土安全保障省のガロ特別捜査官の元で政府に協力していたが、16才の時ある事がきっかけで協力関係を解消。同じくIQの高い仲間と共に会社を設立したものの、人付き合いが上手ではない面々なので、機械系のメンテナンス業を細々としていた。

そんなある日、ロス空港の航空システムがダウンする緊急事態が起き、ガロ捜査官がウォルターの元へ協力を求めてやってくる。しかし、関係解消のきっかけがあまり良くないことだったらしく、最初は協力を拒むウォルターだったが、数百人という乗客の命や墜落時の街の被害などを考え、仲間と一緒に協力することに…というのが1話の内容。

タイムリミットが迫る中、様々な問題や困難が発生するものの、チームのメンバーがそれぞれ高い知能とスキルで解決していくのは、なかなか気持ち良かったです。

ウォルターは主にIT系の天才で、他には、天才数学者のシルヴェスター、行動分析の天才トビーに、紅一点の機械工学の天才ハッピー。そこに、第1話で急遽対策本部となったダイナーのウエイトレスのペイジが加わり、計5人。“スコーピオン”はチーム名というか会社名。



 
ペイジには、9歳になる息子(ラルフ)がいるんだけど、他人とのコミュニケーションが上手く出来ない子で、母親のペイジ以外とは話したことがない。いつもダイナーの隅で大人しく座っているけど、ウォルターはガロ捜査官に協力する直前にWi-fiだかLANだかの修理でダイナーを訪れていて、ラルフの様子を見てある事に気付くが、ペイジは何も気付いていないようでした。

ペイジはシングルマザーで仕事を掛け持ちしてラルフを育てていて、とても大切にしているし、最小限のコミュニケーションは出来ている。だけど、ラルフのことを理解しきれていなかったり、勝手に解釈している面もあったりで、ウォルターは大人しく座っているラルフが、その場にある物でチェスをしていた事、しかもグランドマスターのシルヴェスターが負けそうな事を教えてあげるのでした。
ラルフは、実は天才数学者のシルヴェスターが、「すごいよ!この子天才だよ!」と、驚きの声をあげるくらいの天才で、いわばウォルター達側の人間。だから、ウォルターは、ラルフの事をすぐに見抜けたわけです。

個々が専門分野で活躍して事件解決するのは好きなジャンルだし、天才って事で人とはちょっと違うところがあって面白いんだけど、個人的にはラルフの存在も大きいです。
すごく可愛い~!てのもあるんだけど、ウォルターはラルフの行動を理解して自然に接することが出来るし、母親以外と話さないはずのラルフがウォルターに心を開いて受け入れている。この、ウォルターとラルフの交流がワタシにはツボでして。

ウォルターは、天才的知能を持つラルフが、優れた能力を間違った方向に使ったり、大人に利用されたり、孤立したり孤独になって欲しくない、自分達と同じ失敗はしないで欲しいと考えているんじゃないかと思うんですよね。まだ幼い彼を見守りたい、天才の生き方を教えてあげたい、みたいな。半分、自分の幼少期を投影しているんじゃないかと思う部分も。

航空システムの問題を無事に解決した後、「僕たち天才は人や世間との関わりが苦手だから、自分達に足りない“普通”の部分を補って欲しい」(要約)とペイジをチームにスカウト。破格の給料の他に、ペイジが理解出来ていないラルフについて教えてあげることを約束して、ペイジは、“スコーピオン”の一員となるのでした。ウォルターは、ラルフのこともあるけど、ペイジに気があるようなないような…。てか、ダイナーのウエイトレス+仕事掛け持ちのシングルマザーにしては、美人過ぎると思うんですけど(笑)。

あ、ウォルターとガロ捜査官が仲違いしたのは、ウォルターが16歳の時に開発した物資を投下する支援プログラムが、紛争地帯への爆弾投下プログラムに改変され、多くの罪のない民間人が犠牲になった事が原因のようです。その事は、ウォルターに大きな心の傷と罪悪感を残しているみたいで、人命救助にちょっと過敏になっていて、解決出来ない問題などの壁にぶち当たるとちょっと動揺したりします。そんな彼を落ち着かせるのもペイジの役目。

というわけで、話も面白いし、ラルフが可愛いし、ペイジがべっぴんさんなので、視聴継続決定です。今後、どんな事件が起きて、彼らがどう解決するのか、楽しみです。

現在2話まで放送されていますが、悪天候により画質が乱れていたので、まだ見れていません(-ω-;)。

by norarican | 2015-06-01 23:11 | 【スーパードラマTV】