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映画/『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』

映画/『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』_c0184546_149867.jpg結局、予習なしで見ちゃったけど、単発で見ても充分面白かったです。SFアクション娯楽大作は、難しいこと考えずに見れるから好き。「頑張れ!人類、頑張れ!」て、応援してるだけでいいから気楽。

前作と同じ役を同じキャストが演じていたりで前作を引き継いではいるものの、新しいキャスト達の新しい物語もあり、前作見てる人も見てない人も楽しめる作品になってるんじゃないかと思います。まったく無関係ではなくて、前作キャラの娘だったり息子だったりするのが続編でありながら、単発でも楽しめる要素になっていて、上手く出来てると思う。

ジェフ・ゴールドブラムのちょっととぼけた感じがいいし、リアム・ヘムズワースのやんちゃな感じも良かったし、この2人の掛け合いがまた面白かった。
一大作戦決行の際、近づいてくる人物に対して、「こんな時に誰だよ~、あのバカは~」て双眼鏡覗いたら、「父さん…?」のくだりがめっちゃツボった。ジェフさん、面白いな~。

この作品も中国資本が入ってるのか、市場を意識してるのか、準メインな役どころに中国人の役者さんが起用されてました。そういえば、「2012」の時もメイド・イン・チャイナとかチベッとか出て来てたな~。

地球から宇宙まで、SFパニックムービーが多々作られるようになった昨今では、映像的には珍しいものではなかったけど、宇宙空間での戦闘機による空中戦がSWみたいで楽しかったです。時々ふと、「誰と何と戦ってんの?」な気もチラッとしましたが、個人的には宇宙空間よりも地球の映像の方が迫力あったような気がする。
中盤あたりまで、敵の宇宙船vs地球の飛行部隊だったって印象で、敵の正体がさっぱりだったけど、若者達の友情あり勇気ありの頑張る姿が楽しかった。リアムさんが“問題児だけど優秀なんです”なのが似合っててイイ!彼は、まだ若いからか、それ故の奔放なところが見え隠れしてるのが魅力かなと思ったりです。末っ子or弟気質みたいなの。

前回飛来した宇宙船よりもパワーもスケールも格段にアップしているそうですが、デカ過ぎるあまり、すごいっていうのは分かるけど、いまいちピンと来なかった。地球の大半が覆われてるのを見ても、どのくらい切迫した状況なのか。ヤバさ加減が分からなかった(^^;)。接近戦があまりなかったように感じたので、敵と戦ってるのを傍観してるような、そんな気分。

宇宙の英知が詰まった球体のおかげで地球は救われましたが、ちょっと反則な気がするのはワタシだけでしょうか。地球のみんなももちろん頑張ったけどね。AIみたいなのがこちらにいたから勝てたってのが、「それでいいの?」な気がするし、急に出て来たハイテク感みたいなのにちょっと違和感というか、「……ん?」みたいな。

そもそも、あの子が宇宙に放り出されたのは、なんだか分からないけど未知の巨大な艦が目の前に現れたから、とりあえず先制攻撃したろ!やられる前にやる!て、アメリカ軍が攻撃したからじゃないの?あの子、様子伺ってただけなんだよね?もうさ、「とりあえず攻撃!」は止めようよ(笑)。まあ、「やられる前にやる」が正義な国だからなー(-ω-;)。

キャストの中に、ジェフさんのお父さん役にドラマ「FOREVER」のエイヴ、現大統領に「CSI:NY」のジョーがいました。

by norarican | 2016-07-26 01:53 | 映画