映画/『ザ・コンサルタント』

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公開を楽しみにしていたので、早めに見に行ってきました。

小さな事務所で働く会計士のクリスチャンは、ある日不明な会計を経理に指摘されたという大企業から監査のための財務調査の依頼を受ける。
指摘した経理の女性デイナと交流しつつ、膨大な資料を元に調査していたクリスチャンは巧妙に隠くされた不正に気付くが、調査は突然一方的に打ち切られてしまう。その直後から命を狙われるようになり、やがてデイナにも危険が及ぶことを知り、彼女を救うために悪党退治へと乗り出す…なお話。

ここに、クリスチャンが裏で各国の危険な組織の会計士を務めていると疑い、捜査を始めるFBI捜査官2名の話が絡んできます。

「昼は会計士、夜は暗殺者」という宣伝から、“実はすごいんです”系のギャップの差を楽しむ痛快アクションをイメージしそうですが、自閉症な主人公のこれまでの人生(いかにして今の彼が作られたか)(彼は何者なのか)が描かれた作品だなと思ったです。
数字に強い経理の可憐な女性を抹殺しようとする悪党を退治するので、痛快アクションな部分も勿論あるのですが、クリスチャン(と家族)についてメインに描かれていたような気がします。

あと、彼を知る引退間近のFBI捜査官についても。FBI捜査官の人生については、若干「ここまで描く必要はあるのかな…?」と思わなくもないですが、J.K.シモンズなのでOKです。

ワタシね、たぶんベン・アフレックの演技、すごく好きなんだと思います。あの無表情な中にある感情を読み取るのが好きというか。探るのが好きなのかも。で、勝手に妄想して楽しむ、みたいな。

ストーリーも悪党を退治するという最終目的があるものの、ちょいちょい断片的な回想が出てくるので、その回想が意味するものは何なのか、真の悪党は誰なのか、FBI捜査官の回想にはどんな意味があるのか、クリスチャンの家族はどうしてるのか、などの様々な疑問があり、どんな展開になっていくのか、ずっとワクワクしながら見てました。
FBI捜査官達もクリスチャンの裏稼業を暴くために追うのかと思ったら違っていたし、シンプルかと思ったらなかなか複雑に絡み合っていて、それでいて難し過ぎず、シンプルなところもあったりで、いい意味で予想を裏切られるので、先の展開が読めず、そんなところがワクワク要因だったのかもしれないです。
アクションがありつつも、クリスチャンを中心とする人間描写やドラマもあって、すごく面白かった。ベン・アフレックが良かったわー。今までになかった、“実はすごいんです”系の作品でした。楽しかったYO!!!(゚∀゚)

うっかり会社の不正を見つけてしまった経理女子デイナを演じるアナ・ケンドリックを始めは疎ましく思うも、数字を通して心を通わせる姿にちょっと萌えた。デイナが難解な数字の会話を理解してくれたことに喜んでたよ、クリスチャン。
登場した瞬間から、会計士なのに何故そんなマッチョなのさ、な疑問をずっと抱いていましたが、ストーリーの中で解決されました。

劇中に出て来る暗殺集団のボスをずっと「どこかで見たことあるな~」と思っていたけど、最後の最後で「ウォーキング・デッド」に出ていたシェーン(役)であることに気付いてスッキリしました。
あと、終盤になると色々なこと(回想の意味とかね)が繋がってくるんだけど、クリスチャンには正体不明の秘書がいるんですけども、彼女の正体がラストで明かされて、ちょっとビックリしました。でも、よくよく考えたらそうだよな~と。弟に関してもそうだったし。突然出て来るわけないもんね。
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by norarican | 2017-02-03 21:59 | 映画 | Trackback | Comments(0)

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