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ホワイト・チャペル/第1話。

この時期になると、「年内中に…」とか「年明け早々…」な話が増えて来てスケジュールきっつきつでヒィーヒィーです。集中するのは嫌いじゃないので別にいいんですけど、急激な環境の変化についていけてないのが若干しんどい。でも頑張る…!
とまあ、先週あたりからそんなカンジでぼやきつつも、とりあえずドラマは見れてるので語ります。

先週の土曜日WOWOWで『ホワイト・チャペル』てイギリスのサスペンス?ミステリー?ドラマ見たんですよ。『コールドケース』の後番組ね。
タイトルの「ホワイト・チャペル」てのは切り裂きジャックの事件現場だったんですね。タイトル聞いた時はヒューマンドラマっぽいイメージを受けたので見るつもりなかったんですけど、あらすじ紹介をたまたま見て面白そうだったので見ることにしました。5・6話で終わっちゃうみたいなんですけど。

イギリスドラマって独特の雰囲気ありますよね。こう全体が霧に包まれているような。そんな雰囲気。わかります?(わかんねぇよ)。まあ、ワタシの思い込みが多分にあるのでしょうけど。大昔に読んだ“ホームズ”や“アガサクリスティー”などから受けた印象がそのまま画面に出てる気がします。

で、ドラマの内容は、殺人捜査をすすめるうちに切り裂きジャックを模倣した連続殺人事件である疑いが出て来て、果たしてホントにそうなのか!?…といった話です。超ざっくり。うん、まだ1話だからさ。
犯人は誰なのか?はもちろんですが、本当に模倣した事件なのか?に焦点をあててる気がします。なので、当時の事件の詳細なんかも教えてくれるのでなかなか興味深いです。
切り裂きジャックの事件は犯人が捕まってないわけですから当然事件に関する数多くの謎が残ってて、それが捜査を混乱させてるというか困難にしてるみたいですね。例えば犠牲者の数。ジャックの犯行による犠牲者の数がはっきりしていないため、ジャックの犯行と確定されている事件の他に可能性のある事件が多く存在すること。当時も模倣した事件がたくさん起きたでしょうし。
だから、模倣なら次の事件が予測できるのかと思いきや先回りされて犠牲者が出てしまい、ここで起きた事件もジャックの犯行だったのか?!となるわけです。犠牲者の数がはっきりしないということは、犯行の順番なんかも分からないわけで。
あと、捜査員達が半信半疑なのもネックになって(これまでに模倣した事件や模倣を主張した事件がたくさんあるから、いちいち本気にしてらんねぇよ的な)、張り込みしてんのに事件起きちゃうっていう。もっと本腰入れて張り込めよ、と。100年以上経ってるから場所の特定も難しいのかな…?
現代の事件を追いながら19世紀の事件も追ってる風なのが面白いです。

by norarican | 2009-11-19 23:54 | 英国ドラマ