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映画/『魔法使いの弟子』&『ヒックとドラゴン』

早く見ないと終わっちゃう…!との焦りから週末立て続けに2本映画鑑賞してきました。

■『魔法使いの弟子』
映画/『魔法使いの弟子』&『ヒックとドラゴン』_c0184546_0222360.jpgやっぱファンタジーは楽しいね(≧▽≦)
吹替版で見たのですがデイヴの声がヘタレ度倍増で可愛くておかしくて面白かったです。

ストーリーは1000年前、善(マーリン)と悪(モルガナ)の魔法対決で師匠マーリンを失ったバルサザールは、師匠の遺言である後継者となる少年を探す旅を続け、ついにマーリンの弟子となる少年デイヴに出会う。しかし、封印されていた悪の魔法使い(元マーリンの弟子・マクシム)が解放されてしまい、バルサザールは自らも一緒にマクシムを封印。そして10年の月日が流れる。
10年経って封印が解けたマクシムはモルガナを復活させ、「再生の魔法」で悪の魔法使い達・モルガニアンを復活させ世界を破滅させようとしていた。それを阻止するためバルサザールは再びデイヴの前に現れ、彼に魔法修行を始めデイヴは徐々に魔法の使い方をマスターしていく。

再生の魔法の解放阻止ともにモルガナはバルサザールの持つ「グリムホールド」という人形に封印されており、その人形を巡っての攻防も繰り広げられます。

物理オタクへと成長した魔法使いの弟子デイヴは世界を救うことよりも目の前の恋の方が重要と、いかにも現代っ子らしい感覚の可愛いおトボケキャラで、1000年前から続く善と悪の魔法使いの対決がメインであるにも関わらず全体的にコミカルで面白くてすごく楽しかったです。
ニコラス演じる魔法使いバルサザールとのかけあいが面白くて常にくすり笑い。敵の魔法使いの弟子もロックスター風の人気マジシャンてのも面白い。ハラハラしながらもディズニーなので安心して見れるし複雑過ぎないストーリーもいい。

世界の破滅を阻止するという重大な使命を託されているはずなのに先に書いたようにデイヴのキャラがキャラなので笑いあり魔法ありアクションありロマンスありの楽しめるファンタジーだと思います。NYに巨大な魔方陣が出現したり鉄の鷲?鳥?が本物になって飛んだりとスケールが大きくてワクワクする。
あと、初恋相手のヒロインがしっかりと自分の使命を果たしてデイヴ達に貢献してるところもいいです。

以前は“ある日突然ヒーローになる”男子といえば「なんのとりえもなく何をやっても丸出ダメ男系」な印象でしたが、近頃は「他のことはダメだけど何かひとつ得意なことがあるオタク系」に変化してきているような気がします。たまたまかもだけど。
とにかくワタシは吹替がハマったのでDVDが出たら絶対また吹替で見ようと思います!字幕でも見るけど。

しかし、ディズニーはホント虫が好きですよね。絶対出てくる。今回も封印の解けたマクシムが復活する場面で大量に登場。直視できませんでした。怖いわ。


■『ヒックとドラゴン』
映画/『魔法使いの弟子』&『ヒックとドラゴン』_c0184546_0301049.jpgこの作品は製作段階から3Dになることを考えて作られているから3Dで見る方が断然良いと聞いていたので是非とも3Dで見たかったのですが時間の関係上2Dで見ました。もっと早く見に行きたかった…。あうー。
というのは、2Dで見てヒジョー面白くて良い作品だったので3Dだったら感動も倍増したかも!と思ったからで。

とにかくね、すごく良かったですよ!ワタシは超好きです、この作品。「何が?」と言われると難しくて、あえていうなら「全部!」と答えます。ワタシ的にはヒックのキャラクターがすごくツボにハマったのが大きい。
あと吹替の声。すごく特徴ある声なんですけど、ヒックとのキャラクターにマッチしてて良かったです。まあ、好みの問題だと思いますが。(^^;)

長年の天敵ドラゴンとの戦いを続けているバイキングのリーダーの息子ヒックは普段は鍛冶屋の仕事を手伝っているが、自分も父親や仲間達のように戦いたいと思っていた。しかし、なんせひ弱。なんせ貧弱。重い武器を持つことすら出来ず、それでも戦場にしゃしゃり出て来てはみんなの足手まといになったり何かやらかして大惨事になったりの厄介者。
ある日、自分が作った武器を試してみたところ空を飛んでいたドラゴンに命中する。ヒックが落下地点に確認しに行くと、そこには自分の武器で傷ついたドラゴンがいた。ヒックは最初はドラゴンを殺そうとするが彼には出来なかった。
その日からヒックは飛べなくなってしまったドラゴンにトゥースと名前をつけ、トゥースのために餌を運び、尾翼を作ってやり、2人は次第に心を通わせる。
ヒックは父親に強制的に参加されられたドラゴン退治の訓練を受けながら、こっそりトゥースの元へ通いつづけ、そのうちヒックの中に「なぜドラゴンと戦わなければいけないのか?」という疑問が生まれる。
そんな疑問を持ちながら訓練を続けていたヒックだったが、ついにトゥースの存在が父親にバレてしまいトゥースは捕らえられドラゴンの巣への案内役として連れ出されてしまう。そしてドラゴンの巣へ乗り込んだバイキング達と巣にいる巨大なドラゴンとの戦いが始まる。
捕らえられたトゥースは?ドラゴンの巣へと乗り込んだバイキング達は?ヒックは彼らを救えるのか!?なお話です。

心を通わせる過程が自然でいいし、ドラゴン退治の訓練に一緒に参加してる仲間は根っからのバイキング魂を持っているにも関わらず、意外にもあっさりとドラゴンを受け入れてて、その柔軟さが世代の違いというか現代っ子っぽい。世代が変われば考え方も変わるということでしょうか。
ヒックがドラゴンを殺さなかった理由を「相手も自分と同じように怖がって見えたから」と言ったのが印象的でした。種族が違っても武器を捨てて相手を思いやれば心は通じるはず。なのに人間同士となるとなぜこんなにも難しいのでしょうね。人間だからか…。
ラストはヒック、トゥース共に痛みわけってところでしょうか。何かを失って何かを得る。ディズニーのようにはいかないけど、これはこれで良かったと思います。

ストーリーも良かったし、ヒックとトゥースは可愛いし、キャラクターがすごく活き活きとしてて魅力的で、すごい良かったです!(2回目)見れて良かった!
もう序盤の時点で「これ絶対DVD買う!」=何度でも見たい!て思ったくらい超好き。
もっと早く見に行ってれば絶対もう1回3D見に行くのになー。やっぱDREAM WORKSすげぇな。

余談ですが。ヒックがニノに見えて仕方なかったです。表情とか雰囲気とか。左利きだし。

by norarican | 2010-08-24 00:44 | 映画