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ザ・ケープ 漆黒のヒーロー/シーズン1 第4話。

1週遅れの第4話。てか、このドラマについて毎週語るつもりは特にないんですけど、毎週驚きの展開があるのでつい語りたくなってしまうのです。

だってね、ビックリなんですけど、ケープと彼の宿敵であるフレミングが手を組んで、暴走する列車を食い止めて乗客のみなさんを救っちゃうんですよ。見てて、「えぇぇぇーーー?!」と、あまりの展開に唖然としてしまいました(笑)。しかも、フレミングの方が危険なこと引き受けてんの。で、ケープはそんな命懸けのフレミングを渾身の力を振り絞ってサポートしてんの。ビックリじゃね?

まあ、そこには当然、それぞれのっぴきならない事情があって、ケープがフレミングの弱味を突いて究極の選択を迫って、やむなく手を組んだ…という、一応の理由はあるんですけどね。それにしたって、お互い殺したいほどの相手と人命救助のために協力しあって、次は敵同士だからなって…そんなのあり?そんな生温い関係だったっけ…?と思ってしまうわけです。

今回の場合、苦々しく思うのはケープの方が強いわけで、彼の立場や心情を考えると分かるような気もするんですが、どうもすっきりしないのは、やはり心のどこかで納得出来てないからですかねぇ。フレミングはチェスで悪党なんだから、自分だけ逃げるって手もあったのに、ケープに言われるがままに協力してたのが腑に落ちないんだよな~。

ケープを救い協力してるサーカス団が列車の乗客である金持ちから金品を強奪したりと、このドラマは善と悪の境界線が曖昧なんですけど、そのボーダレスな部分に馴染めてないんだと思う。
ボーダレスなのは全然いいんだけど、やっぱり絶対的なものや存在が1つはないと、全部が曖昧だと全体がぼやけてしまうような気がするんですよねぇ。素人の戯言ですが(^^;)。

by norarican | 2011-11-07 01:42 | 【WOWOW】