人気ブログランキング | 話題のタグを見る

英国ドラマ/「ビーイング・ヒューマン」 S2視聴始めました。

英国ドラマ/「ビーイング・ヒューマン」 S2視聴始めました。_c0184546_1545260.jpg
S1終了時、“日本で放送してくれるなら見る”と言っていたS2が、この度めでたく(?)日本で放送してくれたので視聴始めました。今シーズンは全8話。ちなみに、本国ではS5まで製作が決定しているそうです。アメリカでもリメイク版が2011年から放送されているらしい。

ヴァンパイアのミッチェル、オオカミ男のジョージ、ゴーストのアニーがひょんなことからルームシェアすることになり、友情を育んで来たこのドラマ。個々の生い立ちの苦悩や恋愛の悩み、同族との対立、孤独、人間との共存などをメインにしながら、ヴァンパイア族のリーダー・ヘンリックによる世界征服の企みにミッチェルが巻き込まれていたS1。
ラストで、ヘンリックの壮大な計画を断ち切ったのは、同族のミッチェルではなくオオカミ男のジョージで、自分が最も嫌悪するモンスターの力で友達、そして世界を救ったのでした。一方、晴れて想いを成就し、同居することになったジョージの恋人・ニーナの腕にオオカミの爪跡らしき傷が…で、終了したとワタシの頼りない脳みそは記憶してます。もう少し詳しい内容はコチラから。

視聴時点では、ニーナの傷は目につきやすい場所に付いてるのにジョージが気付かないっておかしくない?と思っていたのですが、ワタシの勘違いというか見落としだったようです(^^;)。

※第1話のあらすじネタバレ含みますのでご注意!

シーズン2の第1話では、ジョージがヴァンパイアの王(リーダー)・ヘンリックを倒したことで、ヴァンパイア族界では混乱が生じ、ジョージは王を殺した男として、ヴァンパイアから狙われ度々襲われているようです。
ミッチェル達は同族の中では異質の存在なので例外ですが、同族の中でも争いはあるものの、種族間の争いというか対立には、嫌悪や侮蔑などが混じってるんですよね。ジョージは、ヘンリック派にとっては当然仇なんだけど、反ヘンリック派やそれ以外のヴァンパイア達も同族をオオカミに殺されて無関心ではないとのこと。ヘンリックの穴を誰が埋めるかな権力争いも起きてるのだとか。
…てのは、ジョージをからかい半分で襲いに来たヴァンパイアが教えてくれました。ミッチェルは同族と付き合いがないから、族界情報には疎いんだよね。

前シーズンのジョージは、気弱&ひ弱で自分嫌いが激しいけど優しい青年という印象でしたが、今シーズンはヘンリックを倒したからなのか、カノジョが出来たからなのか、ちょっと自信ついたっぽいんですけど、力を手に入れた人にありがちな「ちょっと調子に乗ってんじゃないのー?」な部分も見受けられ、若干傲慢にもなってるように見えたのはワタシだけでしょうか。特に恋人のニーナに対しての態度がサイテー。

そのニーナですが、アニーに傷のことを相談していて、アニーてばゴーストなのにミッチェル&ジョージ以外にも見えるし触れる存在になってて、ゴースト設定がなければフツーの女の子。しかも、Barでバイトまで始めちゃいました(笑)。



 
ニーナに話を戻して。
ニーナの腕の傷は変身が始まっていたジョージに引っ掛かれたものと判明。そういえば、そんなシーンあったような…。ヘンリックと対決する時か、自分の真の姿を見せるとか言ってた時?その両方?まあ、とにかく変身が始まっていたジョージつーかオオカミに引っ掛かれたことが問題で。

ジョージはニーナと同居したものの、彼女がよそよそしいとか自分を避けているとかで、微妙に上手くいっていないことをボヤいていましたが、実はニーナは傷のことをジョージに打ち明けられず苦しみ、そして怯えていました。自分もジョージのようにオオカミに変化するのではないかと。
傷を負ってから初めての満月を迎える日、アニーは人気のない場所に一緒にいることをニーナに約束。いよいよ、当日を向かえるのですが…。

一方のジョージは、ニーナが心変わりしたのではないかと心配しながらも、夜のお相手をしてもらえず欲求不満だったようで、自分を襲いに来たヴァンパイアカップルの女に誘惑され、野外で性欲発散。ジョージにしてみたら、相手してくれないニーナが悪いんだという、あてつけの意味もあっての浮気ぽいんですけど、知らないこととは言えいい気なもんです。しかも、心配するミッチェルに対して、ヘンリックがいなくなったからもう戦わなくていいし、恋人もいないし、夢を叶えると活き活きしてるアニーとは対照的に目的を失ってる、とか言っちゃうし。ミッチェルはヘンリックと戦うつもりだったけど、生き血を断っているため弱ってるミッチェルが心配で、大事な友達を救うためにお前は戦ったんだろうが。

満月当日。欲求不満もひとまず解消したジョージが変身するため意気揚々と出掛けた後、こっそり家を出るアニーとニーナ。物音に気いたミッチェルは出掛けるアニーとニーナの後ろ姿を見ていた。そして、ジョージは森で、アニーとニーナは地下室で、その時を迎える…。

ニーナは本人が懸念していたとおり、オオカミ人間に変身してしまいました。アニーは同じ部屋の中にいたけど大丈夫なんだろうか?本人曰く、「死んでるんだから大丈夫」とのことでしたが。幽霊にとっての“死”は魂の浄化=天国へ行くことなんですかね。

翌朝、心身ともに疲労しやつれたニーナは、ジョージには言わないでとアニーに頼む。このことを知ったらジョージは立ち直れないからと。ミッチェルも薄々気付いてるようで、知らないのはジョージだけ。ところが、ジョージは、身の上に起きた衝撃に打ちのめされ深く傷ついているニーナの余所余所しい態度にイラ立ち、「そんなに僕が嫌なら出て行けばいい!」と不満をぶつけたあげく、ニーナを心配するミッチェルとの浮気を疑う始末。お前、ホントサイテーな。
互いに感情的になり、激しく口論した末、ニーナは事実をジョージに打ち明けてしまう。案の定、ショックを受けたジョージは、ニーナを避けるように。嫌悪するモンスターの力で愛する人を自分と同じ目に遭わせたばかりか、同じ道に引きずりこんでしまったのだから、打ちのめされるのも当然だと思うけど…。出来ることなら隠しておきたいと思っていたニーナの気持ちも考えてやれよ。

しかし、愛し合う2人は最後には仲直りして、ニーナも自分を受け入れ、モンスター4人の新たな同居生活が始まる。この時ミッチェルが、自分達越してくるまでアニーはずっと1人で、自分達も出会うまでは孤独だったけど、ニーナには最初から自分達3人がいる、みたいなこと言ってて、ちょっと感動しちゃいました。ミッチェルは長い間孤独だったせいか、すごく友達想いで思いやりがあって温かい人なんですよねー。

その頃、別の場所では不穏な動きが始まっていました。同じく満月の夜、減圧室のような場所で実験を行っている人物が。なんとか教授という名前を口にする被験者と、モニタリングしている老紳士とオペレーター。老紳士は、前シーズンラストで「見つけました」と誰かに報告していたあの人物。被験者はオオカミ人間らしく、満月でも変身しないで済む実験に参加しているよう。
で、体に変化が起こらず実験が成功したと喜んだのもつかの間、被験者の体から血が噴出す。変身しない(できないため)体内で異常が発生してるわけですね。「変身させてくれ!」と懇願し苦痛にのたうちまわる姿を冷めた目で眺めていた老紳士は、オペレータに被験者の処分を指示するのでした。非道…!

ラストは、ガス漏れでアニー達の家付近の住民は一時退去させられ、アニー達にとっては近所の人達と親睦を深める良い機会だったけど、実は老紳士とオペレーターがアニー達の家を捜索するためのウソだったのです。老紳士達は、霊感のある囚人?に幽霊がいるかどうか調べさせていてましたが、幸いアニーは外に出ていたので感知されなかったようです。

彼らの会話の内容からすると、老紳士達は人間以外の存在を排除しようとしているみたいで、ここでもなんとか教授の名前が出てきました。ていうか、誰…?

by norarican | 2012-11-08 23:46 | 英国ドラマ