人気ブログランキング | 話題のタグを見る

PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット/シーズン1 15話。

PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット/シーズン1 15話。_c0184546_315140.jpg
≪心配してもらってないけど、「俺は大丈夫」な場面≫

ファスコの調査で、フィンチの怪しい素性が明らかになったのは14話だっけか?たぶん書き忘れてたので書いておきます。
ネイサンとはMITで知り合い親友になったようですが、ハロルド・フィンチという名前はMIT~現在で、その他にハロルド・レンという名前もあるらしいです。え、フィンチって一体何者?!“マシンの開発者”の他に何かあるのかしら…?

では、本題。
15話は、HRとかLOSとか社会に蔓延る裏組織の存在、CIAとの関係が明らかになった回でした。回を追うごとに、徐々に闇に潜っていってる感がしますね。

※ネタバレなので気をつけて。

今回の対象者は、密輸組織に属するケイヒルという男。組織はLOSという大物の麻薬密売組織との取引きを控えていた。「深く潜る」と言ったリース君は、ケイヒルが属する組織の運転手として潜入し監視していたが、彼が潜入警官であることが判明する。麻薬で家族を失ったケイヒルは、元締めであるLOS摘発に執念を燃やしていた。
しかし、組織がHRという警察の内通者(カーターの殺害を許可した汚職警官達)と繋がっていることがリーダーの話で分かっているので、彼の潜入がバレて危険が迫る可能性が高いと考え、対策を講じる。

カーターによると、ケイヒルの潜入を知るのは連絡員のみで、書類は内務調査局の金庫に厳重に保管されている。金庫の番号を知るのは連絡員だけで、ハッキングも不可能だと言う。

そんな中、フィンチ達が危惧していた通り、LOSとの取引きを前に内通者からリーダーに密告電話が入る。リーダーは、警察のスパイが誰なのか、特定出来るまでLOSとの取引きを中断すると言い、仲間内でスパイ探しが始まる。



 
リーダーは全員にケータイを処分させるが、ケイヒルは負傷して横たわる仲間のケータイをこっそり盗み、応援部隊に連絡。が、警察に内通者がいるので、ケイヒル達がいる場所から連絡があったことがあっさりバレてしまう。
緊迫する状況の中、リース君は「コイツが持ってる」と暴露し、ケイヒルにケンカを吹っかけ彼からケータイを奪い、リーダーが仲間の番号に電話すると…。
当然リース君からケータイの着信音が鳴り響きます。でも、ケイヒルがスパイとしてバレるより、リース君がスパイだとバレる方がミョーに気が楽なんですけど(笑)。スパイとバレたリース君は痛い目に遭わされるけど、そこはホラ、リース君だから。大丈夫でしょ!と安心してしまうのは、いいのか悪いのか(^^;)。難を逃れたケイヒルが協力してくれるだろうし。こういうピンチの時の機転の早さはさすがですね。

リース君を始末してLOSの取引きに向かうと言うリーダーに、ケイヒルが処刑役を買って出てリース君の胸に銃弾を打ち込む。そして、車のトランクに入れられ、火を付けられるが、事前にこっそりケイヒルが道具を忍ばせてくれたので、結構ギリギリだったけど脱出。
リース君は防弾チョッキを着ていたようだけど、ケイヒルは殴り合った時とかに気付いたのかしら?「ケイヒルが射撃の名手で助かった」ゆうてました。

燃え盛る車から這い出たリース君は、珍しくちょっとヨレヨレ(笑)。カーターが迎えに来て、早速フィンチから着信。リース君の身を案じる言葉もなく用件に入るフィンチに、一瞬呆れた顔をした後、「ああ、俺は大丈夫だ。心配ないさ」と皮肉るリース君(笑)。
フィンチはリース君が無事なのは知ってるし、緊急の話だったから省いただけなんだろうけど、結構危なかったし、ちょっとは心配して欲しいよね(笑)。

その間、フィンチは保管されているケイヒルの書類を処分するようファスコに依頼。フィンチの手引きで保管庫の書類を無事処分したファスコだったが、保管庫に入ってきた警官?(書類を保管する連絡員と一緒にいた)に見つかってしまう。
事情を説明しようとするファスコに、フィンチは自分達(情報提供者)のことは話すなと口止め。警官を守ろうとしたと訴えるファスコを横目にどこかに電話し、「書類は処分されてしまった」と報告。隣にいる警官が内通者だと気付いた瞬間、ファスコは殴られて気を失ってしまう。
一部始終を聞いていたフィンチは、ファスコが内通者に捕まったことをリース君に連絡するも、「両方は救えない」と告げる。

その頃、ケイヒルは取引に現れたLOSのボスを取り押さえようとして、逆にリーダーに銃を突きつけられてしまう。そこへリース君とカーターが駆けつけ命拾いし、LOSのボスを逮捕したものの、「どうせすぐに釈放される」と自信たっぷりのボス。リース君はケイヒルに、実はLOSがCIAのテロ対策資金を捻出するための組織であることを明かす。ボスが言う通り逮捕しても無駄なのだと。自分もかつてCIAにいたから内情は承知なのね。国を守るために国民を犠牲にする。それがCIAてことか。

それでもケイヒルはボスを逮捕し署に連行。案の定、すぐに釈放され、出迎えたスノーに、「あの2人の警官(ケイヒルとカーター)は処分する」と面倒な思いをさせられたことに憤慨した様子で言うが、スノーは「ここが敵地だと警告したはずだ」と言い、ボスを車に押し込める。そして、ボスは頭に黒い布袋を被せられる…。て、これってボスが処分されるってこと…?LOSの正体がバレちゃったから用済みってことか?

今回に限ったことじゃないけど、警察内部に内通者がいるということで、カーターとファスコ以外は誰もが疑わしくてハラハラします。うかつなこと話せないわ。カーターとファスコもそれぞれフィンチ達の協力者であることを知らないから、そのことでもハラハラ。まあ、こっちは別にバレても構わないんだけど。

で、そのファスコですが、内通者に森の奥に連れていかれ、後頭部に銃を突きつけられ、「耳を澄ましてみろ。静かだろ?誰も助けになんて来ない」なんて言われて、処刑される寸前。ファスコ自身も覚悟を決めたその時、一発の銃声が鳴り響く。現れたリース君に、「遅かったじゃないか」と文句を言うファスコ。でも、リース君なら絶対間に合うと思ったYO!!!(゜∀゜) てのは、ファスコも思っていたはず。
命の危機を脱しホッとするファスコに、リース君はHRへの潜入を命じる。「せっかく善人に慣れてきたのに…」と、こぼすファスコにリース君は、「悪人の方が役に立つ」と無情に告げるのでした。うん、たしかに、その通りなんだけども…。ちょっと可哀相(^^;)。

警察の内通者探しの際、HRに接触したファスコでしたが、音沙汰がなかったことで疑われていたものの、リース君の指示で内通者殺害(ファスコは遺体を埋めただけ)の隠蔽を頼み、彼らの信用を得るのでした。弱味につけ込んでくるのが悪人ですからね。それを逆に利用したと。

今度はファスコの潜入も絡んでくるのかー。イライアスとか謎のハッカーとかフィンチ&リース君の過去とか、伏線が色々あるけど、これ全部が繋がってたらすごいよね。現在と過去はさすがに無理があるだろうけど。

by norarican | 2012-12-14 03:17 | PERSON of INTEREST