英国ドラマ/「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」 Case1~5

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Case3~5は、年始頃に放送されているのを見たのですが、新エピソード(Case6~7)の放送に合わせて、Case1~5を再放送してくれるというので録画視聴。
本家の「主任警部モース」は、何話かをチラッと見ただけだけど、ワタシは、新米の頃を描いたこちらの方が好きです。モースの初々しいキャラもそうですが、話がミステリー要素が高い気がする。時代背景などもあるかもしれないけど、謎に満ちた難事件とモースの天才的ひらめきが、「シャーロック・ホームズ」的な面白さがあって、まさに英国ミステリーといったところが好き。まあ、一番の理由は、たぶんモースを演じている役者さん(ショーン・エヴァンス)がいいからなんですけども。

舞台は60年代のオックスフォードで、知識もなければ土地勘もまったくないので、ヒントがあったところで何も分からず、モースがひらめいて事件を解決するのをただ見てるだけなんですけども、そのひらめきを待つ間ワクワク。モースが、いつ、どこで、何をきっかけに閃くのか。そして、謎が解けたモースが説明してくれる時が一番楽しい~。何がきっかけになったのかもちゃんと説明してくれるので分かりやすい。親切モース。
難解な事件であればあるほど、その楽しみは増幅されて、1エピソード1時間半あるにも関わらず、あっと言う間に感じます。ホント楽しい。

あと、職務階級(というのか?)が絶対の時代で、当時モースは刑事巡査=事務職なのですが(事件捜査は刑事部長以上)、偶然事件に関わりサーズデイ警部補にその才能を見出されて、彼の補佐として特別に捜査に参加。サーズデイ警部補は、実績と人望があるから多少の自由は効くらしい。サーズデイは、モースの才能を信頼していて目をかけてくれるけど、全面的にモースを庇うわけじゃなくて、組織間の圧力などに従ったり窘めたり引くこともある。

階級が下のモースが警部補に目を掛けられて、本来とは違う仕事をするとなると、当然それを快く思わないorモースの才能を妬む人がいて、冷遇されたり嫌味や皮肉を言われたりするんだけども、それを尻目に見事に事件を解決して行くのが痛快。
モースがすごく大事なこと言ってるのに、「それは今関係ないだろ!」とか「何言ってんだ?」て、逆に変人扱い。モースのおかげで事件が解決出来ているというのに、謎解きに頭を悩ませているモースに、「お前にできないことなんてないんだろ?」とか言う。ていうか、モースが謎を解いてくれるのを待ってるしか出来ないくせに、随分とエラそうだな!なんですけど、言った本人的には、自分の方が階級が上なんだから、エラそうにしてて当たり前て時代なんでしょうね。

そういった人間関係の中、モースが事件を解決して行くお話です。(長かったな!)

モースは、音楽をこよなく愛する青年で、クラッシックやオペラなどに精通している。幼少期は、あまり幸せではなかったぽく、警察に入る前は少しの間軍に入隊。大学は、名門オックスフォードだったらしい。配属当初は、警察を辞めるつもりで辞表を書いていて、一度は提出したけど、上層部の不祥事とサーズデイのおかげで撤回。前任の警視正の不正を暴いてしまったがために、一旦は事務職に戻るも、偶々事件の一報を受けたことがきっかけで再びサーズデイの補佐になる。で、連続殺人犯との対決に勝ったことで、とりあえず功績だけは認められて、事務職ながらサーズデイの補佐として捜査に参加することに。

というのが、Case3くらいまでの話で、4~5になってくると、風当たりが冷たいのは相変わらずですが、周りも次々と難事件を解決していくモースを認め、頼りにしているようなフシが見えます。「モースが気になるのだったら、それはきっと事件に関係していること」みたいな。

個人的に、特に気に行ってるのは、Case3の猟奇的連続殺人犯とモースの謎解き対決。勝手に同類認定した犯人から推理対決挑まれて、モースが謎解きに奮闘する話で、モースでなければ真相に辿り着けなかったであろう事件ですごく面白かった。もちろん、他の事件もそうなんですけど、モースの実力をきちんと認めているのがサーズデイの他に連続殺人犯だったっていうのが皮肉だなと思って。

英国ドラマらしいミステリー要素の高さと、モースの謎解きが楽しいドラマで、今結構ハマっているところです。が、難点は、「SHERLOCK」同様、エピソード数が極端に少ないこと。1回に2~3話で、気付くと1年間空いていたりする。もっと見たいよ~(>_<)。
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by norarican | 2014-08-24 23:40 | 英国ドラマ